2020.03.23
仕事

いい土地をゲットするために

不動産担当 五十嵐

みなさん、こんにちは。ホーム創建不動産担当の五十嵐です。

最近、帯広市内や近郊では家を建てるための土地が不足気味です。

数年前に相続税法の改定でアパート新築がブームになり、それが原因では?とか、1000コマ近くあった清流の里がほぼ完売、周辺市町村でも大規模な宅地造成がだいたい終わり、全体的に供給不足になって、そのせいでは?などと言われています。


特に西帯広や白樺から西20条あたり、柏林台近辺など、わりとみなさんが欲しいと思うようなところは本当に物件数が少なく、当社のような建築会社も、家を建てたいお客様も、みんなで探し回っている、、とそんな状況。

いい土地がでるとあっという間になくなってしまう、そんな光景も日常茶飯事です。


そんな昨今、欲しい土地を誰が購入することができるのか、というと、

それはいち早く「買います!」と言えた方であることは間違いありません。


不動産会社では一般的に「買います」という意思表示を書面で出してくださいね、という言い方をするのですが、これは「買い付け証明」という文書で示すことが多いです。


買い付け証明には、地番や面積など対象の不動産の説明のほか、購入希望者の氏名、そして買いたい価格、購入の時期などを書きます。


提出はファックスでもいいので、少しでも早く出した方が買える、という次第です。


それではどうすればこの「買い付け証明」を早く出すことができる、つまり早く決断することができるのでしょうか?


それは条件をあらかじめ決めておくこと。


たとえば、厚生病院から西22条あたりで家を建てたくて、土地を探しているとします。ここではハウスメーカーはまだ決めてないとします。


そしてある日、たまたま西18条南3丁目に角地でよさそうな900万円の土地の情報を見つけたと仮定しましょう。


さて、それでは今すぐにあなたは「買い付け証明」を提出することができるでしょうか?

・・実はそれはなかなか難しいことなのかもしれません。


この土地、良さそうだけど、この角地ってどうなんだろう?

900万円という価格はそもそも私たちにとっていいのだろうか?

買っても大丈夫なのかな?


などなど、いろいろ思い悩んでいる間に、土地はほかの方に売れてしまった…

そんな話はとてもよく聞きます。


そこでホーム創建からのアドバイス。

それは、条件をあらかじめ決めておきませんか、ということ。


もっと具体的に言うと、まずは予算を決めて、そして場所の条件を詰めてみてはどうでしょうか?ということです。


たとえば、こんな感じならどうでしょう?


1.

いま毎月払っている賃貸の家賃をベースとして、その家庭で月々無理なく支払できる金額から、金利や返済期間を勘案して、総予算はどれくらいか計算してみる。


2.

いま欲しい家がどのくらいの予算で建つものなのか、ハウスメーカーや工務店に相談してみる。


3.

いわゆる諸経費という部分、駐車場やカーポート、ローンの経費やその他いろいろ必要な費用も試算。


4.

総予算から家本体の費用、諸経費などを引いて、残りを土地予算とする。


5.

すると我が家にちょうどいい土地の予算がわかる!


ここまで予算が見えてきたら、あとは譲れない条件や場所について細かい条件を考えておけば、土地の情報が目の前に来たときにいち早く「買います!」と即決することができるのです。


ここまで準備している方は、すぐに買います!といえる方であり、逆にそういう方が他にいれば先に買われてしまう、ということなんですよね。


そして上記の1から5がどうしたらわかるか。


それは住宅屋さんに相談、です。

たとえばホーム創建では資金計画といって、1から5をパソコンの画面を見ながら簡単に相談できることをやっています。


もちろん相談は無料ですし、売り込み営業などはしないのがホーム創建流なので、ぜひ一度ご相談してみてくださいね。

相談の予約もWebから簡単にできます


もちろん住宅屋さんが「建築条件付き」といって、自分のところで家を建ててくれる方のために土地を用意している場合もあります。

ホーム創建でも「これはいい土地だなあ」と土地を購入し、「建築条件付き」として準備しているあいだに、その話をたまたま相談に来たお客様に伝えたら気に入っていただき、世の中に土地情報として出る前に売れてしまった、なんてこともわりとよくあります。


なので、土地探しもまずは住宅屋さんに相談してみては?という長い話でした。

以上、ホーム創建不動産担当の五十嵐でした。