先日、かちまい電子版ジャーナルに「なぜ帯広の住宅地は急激に値上がりするのか? 新築戸建てはいつ買えば良いかのヒント」という記事が掲載されました。
詳しくは3月16日付けの同記事を読んでいただくとして、要約すると・・
・帯広市の住宅地が急激に値上がりしている
・その理由として、市内の新たな宅地造成が行われていないこと
・低金利で住宅が購入しやすくなっていること
・そのため土地の取り合いになっていて、住宅メーカー間の競争も熾烈になっている
・善し悪しはともかくとして、不動産業者も住宅メーカーに先に情報を流しがち
・一方住宅メーカーも資材値上がりで痛手をうけていて、住宅価格もあがっている
・今後市内の人口が増える見込みはなく、「帯広の森」構想もあるため、今後市内の新たな宅地造成はない
・宅地値上がりがいつまで続くかは定かではない
ということで、最近の土地不足、土地が高くなっている状況をうまく説明している記事でした。
現場の実感として新築に良さそうな土地が少なく、そしてあったとしても値段が高いのは本当です。
私たち住宅メーカーとしてはいい土地があれば積極的に購入しようとしているのも、また本当です。
記事にあるように不動産会社を訪ねる、なんてこともよくやっています。
「土地があれば家を建てたい」という多くのお客様の期待に応えられていない側面も大きくて、不動産の担当としては心苦しいばかりです。
○○○すればいい土地が見つかりますよ、と書ければいいのですが、実際はそんなことないんですよね・・。
どうか「地道に一緒に探す」くらいの気持ちでおつきあいいただければ幸いです。
土地を探しているお客様にアドバイスするとしたら、お客様自身でも知り合いでいらない土地や古い家屋を持っている方がいないか情報収集していただく、
あるいはなんなら不動産屋さんを訪問したりして(なかには住宅メーカー向けとは別に、直接のお客様にだけ売る土地がある、ということを言う不動産会社さんもいます)一緒に探していただけるといいかもしれません。
今朝も某社の某土地に「まだありますか?」と電話したら、もう3件予約が入っている旨聞いてちょっとショックでした・・
そんなわけでなかなか見つからない土地ですが、あきらめることなく探して、自社土地や仲介のご紹介ということでたくさんご案内したいです。
以上、不動産担当五十嵐でした。