2021.05.07
勉強

アウトドアリビングの問題解決策

会長

ホーム創建の決算は4月末。

五月から新年度が始まります。

なぜ決算期をひと月ずらしたのかというと、税理士さんの業務活動のピークを外し、早く決算整理をできるようにするためでした。

しかし、五月はゴールデンウイークということで、自社内での4月末の経理処理が通常月より一週間遅れます。

じつは、そこまで頭が回らずに4月末に決めたということでした。

ということで、今日から新年度が本格的にスタートしました。

昨日ではなく、今日から!世間一般より一日多く休みがあったためです。


さて、昨年より全国的に始まった在宅勤務、リモートワークなどで、住宅建築のあり方も少し変わってきて、庭を活用するご要望が増えています。

おうち時間が増えたことで、ベランダや庭をリラックス空間として活用したいということですね。

しかし、椅子とテーブルを置くだけで、そこはもうアウトドアリビング…といきたいところですが、なかなかそう上手くはいかないこともあります。 


問題点1:外から丸見え! 視線が気になってバーべキューするどころじゃない!

天気のいい日はお庭でバーベキュー、おいしいビール。

居間続きのサンデッキはアウトドアリビングのように使えますし、朝日の下で朝食をいただけばテラスレストランのような気分も味わえる。

また、晴れていたらテレワークスペースにして、外の空気を吸いながら仕事をするのもいいですね。

ところが意外と多いのが、庭やベランダに出るとご近所や通行人から丸見えで、落ち着かないのでほとんど庭を活用できていないという声。

家にいる時間が長くなったことで、これまで以上に外からの視線が気になるようになった人は多いようです。

庭やベランダを活用する際には、まずは外からの視線をチェックしてみましょう。

秘訣は、家の周囲をゆっくりと歩き、我が家の庭やベランダがどのように見えるかを確認すること。

そうすれば、視線を遮るべきポイントが分かります。

全て覆わなくても、ポイントだけラティスや植栽、あるいはカーポートの設置などでさりげなく目隠しすれば、落ち着いた空間が作れます。

問題点2:夏は足元が暑すぎる! 驚きのウッドデッキの表面温度

もう1つの問題は、夏場はウッドデッキやタイル、モルタルの上は暑くなり過ぎることです。

原因は、太陽の日射熱による蓄熱です。

草木が生えた自然の土の上は、直射日光が当たっても水蒸気などの放出で表面温度が上がりにくいのですが、ウッドデッキやタイル、モルタルなど人工物でおおわれた部分は蓄熱しやすく、上にいるともわっとした暑さを感じます。

真夏の炎天下の直射日光が当たるウッドデッキの表面温度は60度近くになることもあります! 

したがって、日陰を作る工夫も必要です。


せっかくの庭やベランダですから上手に利用して、快適な毎日を過ごしていきたいですね。